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お客様の声を商品に。創業68年目を迎える《リッチェル》の商品開発秘話に迫ってみた

INTERVIEW

お客様の声を商品に。創業68年目を迎える《リッチェル》の商品開発秘話に迫ってみた

Editer:dōzo編集部

創業68年目を迎える、株式会社リッチェルさん。さまざまな生活シーンにかかわる商品を開発・製造されています。

今回は、dōzoでお取り扱いする《キカケア》シリーズの開発秘話についてお伺いするため昨年新しくなった本社にお邪魔してきました!

リッチェルさんのこれまで


——立派な建物で少し緊張しています。笑
本日はどうぞよろしくお願いいたします!早速ですが、リッチェルさんの会社の歴史についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

1956年(昭和31年)に「シルバー樹脂工業所」として子供用の食器をメインに創業しました。その後、園芸のプランターなどに広がり、「リッチェル」に社名変更後も介護用品など幅広く開発を行なっています。
昨今では、特にペット用品とベビー用品にて市場シェアをいただいていますね。

——子供が小さい頃、《トライシリーズ》には本当にお世話になりました。かゆい所に手が届く商品ばかりで、“とりあえずリッチェルさんの商品なら大丈夫”という安心感がありました!

ありがとうございます。現在はそうやってお母さんお父さんから得たリッチェルという認知を、ハウス用品や園芸用品でも生かせていければと考えています。

※トライシリーズについてはこちら

——それもあって、ベビー用品のロゴだけ別だったのを最近新しいものに統一されたんですか?

おっしゃる通りです!まさにお話ししようとしていました。笑
いろんな経緯はあるのですが、ひとつのリッチェルというブランドとしてみていただきたいという気持ちがあり、ベビー用品とも統一した新しいロゴに変更いたしました。

——つながってスッキリしました!

進化する《キカケア》シリーズ


——続いて、今回dōzoでお取り扱いする《キカケア》シリーズ誕生の経緯など、詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか。

2018年度の「富山プロダクツ」受賞作品を、弊社で商品化しないかとお声がけいただいたのが、キッカケでした。

富山プロダクツとは?

「富山県内で企画または製造されている性能、品質及びデザイン性に優れた工業製品」を『富山プロダクツ選定商品』として認定。富山ブランドとして国内外に情報発信し、企業の販売開拓を支援する事業。

商品化を進める中で、第一弾はギフト商材として発売したんです。毎日忙しいお母さんの隙間時間やオフィスでちょっと一息ついてね、といった贈り物をコンセプトにしていました。
なので、今回ギフトとしてのお取り扱いのお話をいただけて嬉しいです!

——そうだったんですね!今回、当時の使用イメージのラフなどもご用意いただきましたが、お仕事や家事の合間での使用シーンが描かれていますね。

その中でも、第一弾はオフィス空間での使用想定が大半を占めていましたね。
お客様の声を聞きながら、第二弾からはリビングのインテリアに馴染むことにフォーカスすることにしました。

いかにもなマッサージグッズではなくて、部屋に自然に置いておける「頑張ってない感」を大切にしていこうと。

——確かに!パッと手に取って気軽に使えるのが、キカケアシリーズの良いところですよね。
マッサージグッズって、買った直後は「わざわざ時間作ってやるぞ!」ってなるんですが、気づいたらどこかで眠っていることが多いので…

あるあるですよね。キカケアは、さっきもお伝えしましたが、とにかく「頑張らないこと」をコンセプトにしているので、樹脂製品の柔らかさも特徴になっています。痛くはならず、あくまで気持ち良いと感じていただけるように、かなりこだわりました。

——カラーリングもどんどん変化していっていますね。

大きめのグッズは、お部屋に馴染むようにベージュなどを使用しており、小さめのグッズは差し色になるような色味を意識しています。

ここだけの話なんですが、開発中の第三弾は「流す」を意識して作っています。セルフエステに近いようなものになれば良いなと。

——え!すごい!どんどん進化していきますね。
※詳しくはまだ内緒ですが、第三弾のサンプルを体験させていただきました。発売が楽しみ!

こんなのが欲しかった!となるプロダクトがたくさんあるリッチェルさんですが、商品開発の時は、どういった進め方・工夫をされているんですか?

定量調査と定性調査を繰り返しやっていますね。何人ものモニターの方に体験していただいて、実際にご意見をお伺いしてブラッシュアップしていっています。
この突起を1ミリ高くする・しない、で大揉めしたりしてますよ。笑
生み出す量とクオリティー、どちらも意識して作っています。

——その姿勢が本当に凄い!量と質どちらも追及されているから、こんなにリッチェル商品が生活に根付いているんですね。
現在、何アイテムぐらい生産されているんですか?

ざっくりですが、3000アイテムほどになりますね。選択と集中じゃないですけど、今後はもう少し絞って作っていこうかなと考えてはいます。
キカケアシリーズは、これからも続けていく予定ですよ。

——安心しました。これからのシリーズ展開も待ち遠しいです!

サウナ室でも、もちろん耐久テスト済み!

 

——今回、サウナシーンでの使用としてお取り扱いさせていただきますが、正直、、いかがでしょうか。

全然想定していなかったですね。笑
今回、dōzoさんでお取り扱いいただく商品に関してはサウナ室での使用テストも問題なかったので、ご安心していただければと思います。

ただ、サウナ室内に置きっぱなしにしてしまうと流石に熱くなってしまうので、お気をつけくださいね。

——ありがとうございます! 基本的にサウナ室って何も持ち込めないし、手持ち無沙汰を感じていたんですよね。そんな時、このキカケアシリーズを思い出しまして。
樹脂だし問題ないかな、とご相談する前に実際にサウナで試してみたんですが、これがちょうど良くって!今回お取り扱いできて、改めて嬉しいです。

今回をきっかけに、サウナ好きの方にキカケアシリーズの新しい使い方をしていただけると思うと楽しみですね。
お客様が欲しいと思っているものをこれからも作っていきたいので、感想をお伺いしたいものです。笑

——dōzoユーザーの皆様!ぜひ、ご意見お待ちしております!笑

 

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