
ESSAY
上司の誕生日、0円で祝ったら喜んでくれるのか?
私たちdōzo編集部メンバーを率いる長、茂木さん。
いつもにぎやかな私たちを穏やかに見守り、母のように導いてくれて、時には会社の偉い人達との難しい交渉まで引き受けてくれる…まさに大黒柱。足を向けて寝られない存在です。
そんな茂木さんの誕生日が、もうすぐやってくる!
どう祝う? 何あげる? どんなお祝いなら、喜んでくれるのかな? ――会議室で頭を抱える編集部メンバー5人。
そこで私、オノマエが閃きました。
「あえてお金をかけずに、茂木さんへの気持ちを伝えるのってどう? 一人ひとつずつ、0円でギフトを用意するの!」
みんなの ((えっ、上司のお祝いなのに、0円?)) 的な戸惑いの空気はありつつも、そんな“0円ギフトお誕生日会”は決行されることに👏
今回はそのレポをお届けします!
まずはサプライズ作戦、始動
サプライズで誕生日会を開きたかった私たちは、なんか重要そうな会議をあらかじめ設定。
そして茂木さんを会議室におびきよせ(?)ました!
茂木さんが来る前に、みんなで飾りつけをして…
ついにご本人、登場!
茂木さん:…え?…ええ!? 何これ!!すごい!!
みんな:茂木さん、お誕生日おめでとうございます~~!!!
茂木さん:めちゃめちゃびっくりした(笑) ! ありがとう!
つかみはOK! その後、お誕生日会について説明。騙してしまったことは怒られず、ひとまずホッとするわたし。
そして、テーブルの上には、大小さまざまなサイズの5つの箱が。
dōzo編集部員5人それぞれからの「0円ギフト」発表をしていきます!
おっとその前に、今回のルールはこちら。
🎁 0円ギフトのルール 🎁
01. お金をかけずに用意する
02. “すでに家や会社にあるもの”は使ってOK
03. 当日まで、他の人にはナイショ!
ちなみに準備期間は約1ヶ月ありました。はてさて、みんな、どんな0円ギフトを持ってきてくれたのでしょうか…!?
ひとりずつお披露目していきます。 レッツ!0円ギフトターイム🎉
あがり症なオノマエからの0円ギフト
まずはわたし、オノマエから。
箱の中から出てきたのは…じゃん!
オノマエ:こちら、カリンバというアフリカ生まれの楽器です!
茂木さん:えっ、オノマエさん弾けるんですか?
オノマエ:この間まではまったく弾けなくて。数年前に酔っぱらった勢いでポチったけど、棚の奥にずっとしまってあったんです。でも…今回は茂木さんのために、茂木さんの好きなバンドの曲を1ヶ月練習してきました。それでは聴いてください、Hi-STANDARDの『BRAND NEW SUNSET』!
~~~ ♪ ~~~ ♪ ~~~ ♪ ~~~
(ちょこちょこ間違えつつ、なんとか演奏)
茂木さん:わ~!ありがとう!なんだか青春時代を思い出して、懐かしい気持ちになりました(笑)!
個人的には、かなり緊張してしまいノーミスで演奏できず悔しかったですが、なんとか喜んでもらえてよかった…!学生時代ぶりの楽器演奏でした。
さてさて、次はdōzoの現場監督・サトウです💁
サトウデザイン室からの0円ギフト
サトウ:今回わたしは「自分の持っているスキル」で0円ギフトを作ろうと考えました。それが茂木さんのロゴをデザインするというものです!
茂木さん:すごい! なるほど、たしかにデザインスキルがあるサトウちゃんならではのギフトですね。
サトウ:それではご提案させていただきます。まずコンセプトから。社内外でご活躍されている「茂木新之助」という個人のブランドをより加速させるために、茂木さんの素敵な人柄や個性を表現しまして…
茂木さん:めっちゃ本気のプレゼンやん!
そうして提案されたロゴが、こちら👏
すぎょい!かわいい!
サトウ:さらに、このロゴで名刺をつくるとこのようになります。
茂木さん:めちゃめちゃ良い!そんで、アウトプットまでしっかりしてる~! 発注させてください!
サトウ:ご発注ありがとうございます!
完璧なプレゼンによって、サトウデザイン室が案件獲得したところで…
次はdōzoイチのしっかり者、スズキチの登場です🫰
硬派な金髪ギャル、スズキチの0円ギフト
スズキチ:わたしも自分のスキルを活かす形で用意してきました! 学生時代に書道を習っていたので、それを活かして…じゃん!
茂木さん:うおー!ウマ!めちゃくちゃ達筆だね!
スズキチ:サウナが好きな茂木さんに贈る言葉ということで! 最初はサウナにまつわる格言的なものを書こうと思ったんですけど、調べてもあんまり良いのがなくて、最終的に「外気浴部長」になりました。ひさしぶりに書いたので、めちゃくちゃ書き直しました(笑)。
茂木さん:マジメなところもスズキチだなあ~。 これと、さっきサトウちゃんに作ってもらった名刺とで、これからセルフブランディングしていこうかな!
ちなみに、この「外気欲部長」は現在茂木さんのデスク横の壁に貼られ、オフィスでかなり存在感を放っています。
社内でのブランディングばっちりでは?
さて、次のアキヤマから贈るのは、懐かしい気持ちになる0円ギフトです👧
気が利きすぎるアキヤマからの0円ギフト
アキヤマ:究極の0円ギフトといえば、みんなお馴染みの肩たたき券ですよね。私はまずそこから考えました!
茂木さん:うんうん!
アキヤマ:そして思ったのは…コンプラの厳しい今の世の中ですけど、やっぱり人生の後輩としては茂木さんにパシられたいなぁって。
茂木さん:うんうん!…ん?
アキヤマ:それで、この券です! これを好きな時に使ってもらって、例えば茂木さんが「最近、あそこの行列店のランチ食べれてないな~」って言ってもらったら、私が並んできます!
茂木さん:うぉお~!これはすごい発想(笑)!
アキヤマ:あとは「この資料見やすくならないかな~」と言ってくれれば全力で整えますし、「●●詳しかったりする?」と言ってくれれば速攻で調べます! そして仕事で疲れた時には「最近おもしろいことあった?」って言ってくれれば、がんばってひと笑いできるようなネタを出します!
茂木さん:それは、、かなり有難い(笑)。ぜひお願いしたいです!
アキヤマ:ちなみに、これはぜんぶ会社の備品で制作したので0円です✨
これはかなり応用が利きそうな0円ギフト!相手にあわせていろいろなバリエーションが考えられそうです。
さて、最後を飾るのは…やっぱりこの人🐄🪐
宇宙代表クリエイター・カワツからの0円ギフト
カワツ:えっと、一瞬みんな目をつむってもらっていいですか? ちょっと箱の中を確認します。
カワツ:あ、倒れてる…よいしょっと。…はい、目を開けていいですよ!
カワツ:えー、今回は「茂木さん40歳!」ということで「4と0をキャラクターにしよう!」と思ったんです!それがこちらです!
茂木さん:え!すごい!かわいい~!あ、4と0ってキャラクターに書いてある!
カワツ:家にある紙粘土とかで作りました! そしてそして、この子たちの動画も作ったんです!このQRコードを読み込むと、YouTubeが観れます!
まさかの“追い”ギフトに、一同テンション爆上がり!
茂木さん:すご!これ全部作ったの!?
カワツ:はい! BGMも全部わたしが作りました~!
茂木さん:クオリティ高すぎる!一時期、クレイアニメ僕すごいハマって観てたんだよ。すごい嬉しい!
さすがはdōzoイチのクリエイター、カワツ! 私たちの予想を超える0円ギフトでした✨
🎁 🎁 🎁
誰もお互いのアイデアを共有しあわなかったのに、みごとにバラバラの0円ギフトを用意してきたわたしたち。
こんなに個性が出るなんて!
茂木さん:いや~ちょっとね、今までいろんな祝われ方をしてきましたけど、こんな誕生日会はなかったです(笑)。みなさんが作ってくれたり、練習してくれたりと、時間を割いてくれたことが何よりうれしいです!ありがとうございます!
0円でも気持ちは伝わる。そして0円だからこそ、贈る人のセンスが光るし、他とはかぶらないギフトが贈れるのかも。
そんな発見があって、そして何より、茂木さんがこんなに喜んでくれて大成功!な、0円ギフト誕生日会でした~!
そして祝う側も楽しくて、かなり盛り上がりました!
まずは仲の良い友だちや家族の誕生日に、ぜひやってみてね😎
🎁ここでお知らせ🎁
dōzo編集部の提案する「0円のギフト」を楽しめるお店が、2025年9月27-28日開催の「丘の向こうに森の映画祭2025」で1日だけオープンします!
その名も「0円ギフト商店」✌️
「森の映画祭」は、贈りものにまつわる映画やマルシェ、フードなどをたっぷり楽しめる、オールナイトの野外映画祭。
チケットはまだ発売中なので、映画好きの人はチェックしてね✅
>>「森の映画祭」詳細はこちら